【実録】カンボジアの置屋は10代少女が3ドル!?現状のエリア・遊び方を紹介！

こんばんは。目指せ！風俗での世界巡礼。これまでに63ケ国制覇済の赤線地帯調査団です。

【置屋大国カンボジア】と聞いて、不思議な感じがしますか？今はまったく状況が異なりますが、20世紀の終わり頃、カンボジアは(悪い意味で)世界に名をとどろかせた、セックス・ツーリズムの先駆け的な場所でした。

カンボジアの置屋について、20年前、10年前、そして今の状況をお話しいたしましょう。

カンボジアでは未成年としか見えない子がいることも多いようです。

僕自身は当たったことがないですが、少し気がひけますね。

ポル＝ポトの狂気が招いた混乱が過ぎ去っても、カンボジアの人々は極貧に喘いでいた1990年代。

カンボジアの各地に置屋村が出現したのは、いわば必然の成り行きでした。なかでもプノンペン郊外のスワイパー村(Svay Pak)には、ロリ嗜好の男性たちが世界中から集まりました。

スワイパー村の住人の多くは、実はカンボジア人ではなくベトナム人。ベトナムもまた当時は貧しい人々が多く、陸続きのカンボジアに流れてきた一部が、スワイパーを売春村にしたのです。

スワイパー村が、他のカンボジア各地の置屋と特に違っていたのは、春を売る『少年少女』たちの年齢が極端に低かったことです。多くはベトナムの貧困地域から、親に売られて連れて来られた子供たちでした。

1回のセックスの値段は、たった2ドルか3ドル。その破格の安さもあって、プノンペンのゲストハウスにはスワイパー村に日参する旅行者が集まっていました。

欧米系旅行者だけではありません。日本や韓国からも、噂を聞きつけた好き者がカンボジアを目指しました。その証拠に、スワイパー村のそばに建てられた『コンドームを使いましょう』と書かれた看板には、英語だけでなく日本語や韓国語、中国語もあったのですから。

彼らセックス・ツーリストはスワイパー村のことを、一般人が何のことか分からぬように【K-11】と呼んでいました。プノンペンの中心部から北へ11kmの場所にスワイパー村があったからです。

30秒足らずの動画で、当時の状況がご理解いただけます。

児童買春の撲滅を活動目的としたNGOが、スワイパー村に潜入したのは2000年のことです。彼らはNGOであって、国際警察ではありません。

では、どうやって児童買春を撲滅したのか。それは当時、凄まじい勢いで進化を始めていたインターネットの利用でした。日本ではようやく、ポケットベルが携帯へと代わった頃です。

スワイパー村で児童買春していた人たちの顔出し画像を、NGOはインターネットで世界に公開したのでした。今の時代から考えると、随分と思い切った手段を取ったものですよね。

欧米諸国からの批判を受け、カンボジアのフンセン首相も『置屋撲滅宣言』を掲げました。当然、真っ先に取り締まりの対象となったスワイパー村は2003年、置屋村としての歴史を閉じました。

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フンセン首相の号令があったとはいえ、カンボジア国内すべての置屋が一斉に消滅したわけではありませんでした。

筆者が10年前に、その後のスワイパー村を取材訪問したときも、村の中では公然と営業していませんでしたが、陰で斡旋はしていました。その時に雇った運転手は、かつてスワイパー村まで数え切れないほど往復したというベテランだったので、裏事情がわかったのです。

タイで発行され日本でも購読できた『G-diary』という雑誌が当時、タイやカンボジアで置屋遊びをする際のバイブル的な存在でした。なかでも毎号掲載されている風俗マップが重宝したものです。

日本＝カンボジア友好橋から西へ続く、プノンペンの70st.について、2010年頃はまだマップでは『置屋街』となっていました。

スワイパー村からの帰路、運転手が「70st.にはまだ数軒、置屋が残っている」と、前を通過しながら教えてくれましたが、上の画像のとおり外観ではまったく置屋とはわからない、普通の建物でした。

上の画像は、かつての70St.置屋です。世界中から集まった好き者たちがこの門をくぐり、この粗末な建物内で、1発3ドルで有り余る性欲を処理していたわけです。

セントラル・マーケットから数百メートル南。10年前には通称『泥棒置屋』が3軒ありました。こちらも『G-diary』マップに載っていました。

外観はカフェ。スワイパー村が実はベトナム系住民ばかりだったのと同様で、63St.の置屋も、経営者はベトナム人、店の奥で待機していたのはベトナム女性たちでした。

ホテル前にいたトゥクトゥクのなかで、いちばん英会話が上手だった運転手をガイド役にして、筆者も泥棒置屋を覗いてみることに。

置屋に到着すると、「まぁ、そこに座れ」と店主。

店の奥にいた女性に何か合図。

すると奥からゾロゾロと、20名近い女性たちが登場しました。

見た目の印象で、どの娘も20歳前後。そこそこ可愛い子もいましたが、先入観のせいなのか、みな表情が暗い！

誰ひとり、お客である私に微笑んでなんかきません！

そう告げて店を出ようとする筆者の腕をつかんで、「遊べよ！」と店主。ガイド役の運転手が良い人で、店主をなだめてくれて退散できました。

盗みの手口は複数あったようです。いちばん分かり易いのは、個室に入るとすぐに娘がお客に

と指示します。お客がうつ伏せでマッサージを受けている間に、壁の裏から手が荷物に伸びてくるのです。開けてある穴をカレンダーなどでカモフラージュしていたわけです。

2011年までは、営業が確認できた泥棒置屋ですが、2015年に筆者が再訪したときはもう、その姿は見当たりませんでした。

2010年はカンボジア国内で、置屋粛清の嵐が吹きまくった年でした。当時の報道によれば、わずか1ヶ月の間に60軒以上の置屋(売春宿)が摘発され、300名の売春婦が逮捕されました。

実はスワイパー村が事実上閉鎖されたあと、カンボジア国内で最大の置屋街はシェムリアップにありました。今は4つ星のソッカ・ロス・ホテルが建っている、ベイケン・ロードがかつての置屋街です。

今は全く、10年前の面影を残していません。

カンボジアで、粛清された置屋の代わりに台頭した風俗ジャンル。それはKTVとバービアです。KTVは華僑を含めたカンボジア国内の富裕層向け。バービアは外国人観光客向けです。

どちらも置屋と違って、店内でセックスは出来ません。女の子は店の外に連れ出すため、建前上は『自由恋愛』なので取り締まりの対象外なのです。

令和の現在でも、この基本は変わりません。カンボジアの風俗は、一部のエロマッサージを除いてテイクアウト型になっています。

令和の今、プノンペンの通称『リバーサイド』にはバービアがひしめき合っています。その中心は130St.から136St.の一帯、川沿いから2ブロックです。

ですが10年前はまだ、130St.にバービアはゼロ。136St.に5軒あっただけでした。

むしろ、そこから北へ徒歩10分弱の104St.の方が、バービアの数自体は多かったです。

当時の印象ですが、136St.バービア群は英会話がかなりできる女の子たちが揃っていて、店内が賑やか。

一方の104St.は、英会話NGで田舎者っぽい素朴さを残した女の子が結構いました。

筆者が104St.で立ち寄ってみた1軒。女の子は店内に7名いて、お客はゼロ。ボックス席に通されて奥に座らされ、筆者の周りを女の子全員で取り囲む状態に。逃げられません！

中に2人、そこそこ英会話できる子がいて、専らその2人とだけしゃべっていました。

7名のなかに、群を抜いて若く見える子が。いちばん端っこで、所在なさげにずっと俯いていました。どう見ても15歳くらいの、幼さが色濃く残る顔立ち。

姉御肌の子がそう説明してくれました。でも、多分、18歳は嘘。

今でこそ誰もが持っていますが、10年前のカンボジアでは身分証明書(ID)を持っていない人も少なくありませんでした。しっかりしたホテルは、IDを持たない子の入館は不可。私も一度、確認を怠って、せっかく連れ帰った娘とホテル前でサヨナラした、苦い経験が。

そのIDも、生年月日などは自己申告。当時のカンボジアでは就労の機会を得るために、2,3歳サバ読みしたIDで働いている子供も多数いたのです。18歳未満はリバーサイドのバーで働けないルールでしたから。

もし生まれるタイミングが10年早ければ、きっとあのバージンちゃんも、置屋に売られていたことでしょう。

といっても、外国人相手に春を売る、という本質的な意味において、スワイパー村もバービアも同じですが。

104St.の真ん中あたりにあるBARが、この地図になります。

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10年前は、英会話が上手な女の子も多かった【136St.】のバービア群。たった5軒だったのが、この10年間でなんと、周辺に広がり続けて50軒以上に！

ただし、女の子たちの語学力は下がりました。この10年間で経済成長を続けてきたカンボジアでは、限られた英会話可能な人材が高給を貰えるようになりました。

バービアで外国人観光客を相手に春を売らずとも、昼間の正業で一般庶民よりも多い収入を得られるようになったわけです。

令和の今、リバーサイドのバービア群で働いている女の子たちは、多くが小中学校や高校中退です。まともな企業に就職できないから、夜のお仕事をしています。

ちなみに2017年のデータで、カンボジアの高校就学率は25%ほど。つまり4人に3人は、高校に入る前に中退です。しかも中退する比率は圧倒的に女子のほうが男子より高いです。

130St.から136St.の東西南北2ブロックだけで、50軒以上のバービアがあるということは、1軒平均10人としても500人。実際はそれ以上います。ある意味、スワイパー村の全盛期以上の選択肢の多さ、とも言えます。

10年前は、ショート20ドルから30ドルで連れ出せたリバーサイドのバービア群。今は言い値で100ドル。値切って70ドルが関の山。

10年間で2～3倍に価格高騰したわけですが、国民の平均所得がそれくらい伸びているので、バービア群だけがボッタくりしているのではありません。

筆者が現状確認でバービア群を歩き回っていたとき。目についたのは、カンボジアの女性にしては色白で、鼻筋の通った美人。ちなみに「色白」と「鼻が高い」がカンボジアの美人の2大条件です。

歩き回って汗ばんでいたので、その美人ちゃんを指名して、クールダウンを兼ねて店内で1杯。

日本人なら小学生でも知っているレベルの英単語しか話せない子でした。会話が続かないのです。

すると、おもむろにスマホをいじりだした彼女。

そこには、美人ちゃんと仲良く肩を組んだ、推定30歳前後の日本人が写っていました。結婚する、と言ってくれていたのに、彼女の妊娠発覚から4ケ月後、日本に戻ったきり、音信不通だそう。

カンボジア人はフェイスブック命！普通の若者でも4桁の友人知人とつながっています。もし、美人ちゃんがその日本人を逆恨みして、画像をアップして、それが拡散したら？

あるいは「この人がこの子のパパです。日本のどこかにいます。探してください」などとアップしたら？

17年前、置屋村スワイパーを潰すために、NGOは買春客の顔出し画像をネットに公開しました。社会的制裁、ですね。今の時代は、フェイスブックで誰でも同じことができます。

彼女を妊娠させて、身勝手に捨てて帰国。そういう遊び方をしないようにしてくださいね。

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